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ニュースリリース

平成19年4月26日

新規余剰汚泥減量システムを発売

四国化成工業株式会社

 四国化成工業(株)(本社:香川県丸亀市、社長:吉岡 隆)は、排水処理施設で発生する余剰汚泥の減量剤「商品名:オーディライトT-200」と専用溶解器のシステムを開発、4月25日より発売を開始しました。

 産業排水、農業・漁業集落排水などの処理施設のほとんどが活性汚泥法という微生物を用いた処理を行っていますが、処理量に応じて有機性汚泥が発生し産業廃棄物として処分されています。処分地の確保難や人件費の上昇などを理由にその費用が高騰、その発生量を抑えたいというニーズが高まっています。

 新規システムは、酸化剤系溶菌剤(錠剤)である「オーディライトT-200」を所定量セットした専用溶解器に返送汚泥の一部を循環、ここで活性汚泥中の微生物を溶菌※1することにより再BOD化※2し、ばっ気槽に返送して生物処理することで、余剰汚泥の発生量を抑えようとするものです(特許申請済)。プラントメーカーが採用しているオゾンや電解次亜発生装置などで溶菌させる方法に比べ、プラント建設費などの高額の初期投資がかからない、水質悪化が少ないというメリットがあります。

 すでに複数の食品工場での実証試験も実施済みで、15~30%の汚泥減量を達成するなど高評価を得るに至っています。脱水機を完備せず濃縮スラリー※3として引き抜いている施設では処分費が半減するなど大きなコストメリットを引き出すことが可能となります。

 当社では本システムを産業排水処理施設、農業・漁業集落排水処理施設などに拡販し、初年度50カ所、3年後300カ所への納入を目指しています。

薬剤とオーディライト溶解器

システムフロー

 
※1 溶菌・・・ 活性汚泥中の微生物の細胞を破壊し、菌を溶かしてしまうこと。排水処理施設における活性汚泥の中には、1mlあたり約10億個の微生物が存在している。
※2 BOD化・・・ 微生物細胞を破壊して、生分解性の有機物にすること。 溶菌することで、排水内に破壊された細胞成分が溶け出すが、この細胞成分は、再び活性汚泥によって生分解される有機物、すなわちBOD(=生物学的酸素要求量=生分解される汚濁量)成分となる。
※3 スラリー・・・ 細かい固体粒子が水の中に懸濁している懸濁液のこと。 ここでは、余剰汚泥を脱水した固体のケーキとしてではなく、液状の懸濁液として引抜き処分している施設のことを表している。

リーフレットは参考資料をご覧ください。

このリリースに関するお問い合わせは
四国化成工業(株) 経営企画室
TEL.0877-21-4119(直)

【参考資料】

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