四国化成工業株式会社

化学品事業

UV硬化⽤樹脂架橋剤

ラジカル硬化系、カチオン硬化系に適した樹脂架橋剤を展開しています。特にTM シリーズは⾼い⾼度と低そりを両⽴する新しい架橋剤として期待できます。

特性

  カチオン硬化系 ラジカル硬化系
 
製品名 HiREM-1 TM-1 TM-2 TS-G
外観 無⾊液体 無⾊液体 淡黄色液体~白色固体 ⽩⾊結晶〜⻩⾊粘性物
化審法
登録状況
少量新規化学物質 少量新規化学物質 少量新規化学物質 低生産量新規化学物質
<10t

用途

スパクリーン 60GS 薬剤形状 有機EL用シール材
光造系樹脂
スパクリーン 60GS 薬剤形状 保護フィルム
ハードコート
スパクリーン 60GS 薬剤形状 カラーフィルター
ブラックマトリクス
スパクリーン 60GS 薬剤形状 レジストインク
接着剤
HiREM-1
TMシリーズ
TS-G

カチオン性速硬化エポキシモノマー:HiREM-1

イソシアヌル酸誘導体とエポキシ樹脂の耐熱性と透明性

  • 光・熱で硬化可能なカチオン硬化性のエポキシモノマーです。
  • 極めて高い硬化性を有し、低温・速硬化が可能です。
  • 耐熱性、機械強度の優れた硬化物を得ることができます。

光硬化性

HiREM-1は光カチオンにより、短時間で硬化します。

熱硬化性

HiREM-1は熱カチオンにより、短時間で硬化します。

Formulation : Epoxy monomer / SI-100L = 100 / 0.2

熱硬化挙動(DSC)

HiREM-1は低温域から硬化を開始します。

Formulation : Epoxy monomer / SI-100L = 100 / 0.2
Test method : 10℃/min., under N2

硬化物物性

HiREM-1は、高耐熱、高機械物性の硬化物が得られます。

Formulation : Epoxy monomer / SI-100L = 100 / 0.2
Curing condition : 65℃/2h, 150℃/2h

多官能メタクリル化合物:TMシリーズ

イソシアヌル酸誘導体とエポキシ樹脂の耐熱性と透明性

4官能を有するメタクリル化合物であり、以下の特徴があります。

  • 汎用アクリル架橋剤と同等の反応性
  • 硬化収縮の抑制(低カール性)
  • 硬度、耐熱性の付与

反応性の比較

汎用アクリル架橋剤と同等の反応率で硬化物が得られます。

組成 : トリプロピレングリコールジアクリレート/架橋剤/irg184= 80/20/2
硬化条件 : 膜厚;100μm、窒素雰囲気下
測定方法 : IRピーク比率により算出

カール性試験

汎用アクリル架橋剤より硬化収縮を大幅に低減できます。

組成 : トリプロピレングリコールジアクリレート/架橋剤/irg184= 80/20/2
硬化条件 : UV照射量;3000mj/cm2 、膜厚;24μm、 窒素雰囲気下
基材 : ルミラーT60#100(50×50mm)
試験方法 : 硬化後の四辺平均浮き高さ

硬度比較

汎用アクリル架橋剤より硬度を向上できます。

組成 : トリプロピレングリコールジアクリレート/架橋剤/irg184= 80/20/2
硬化条件 : UV照射量;3000mj/cm2、窒素雰囲気下
試験方法 : 鉛筆硬度;JIS K 5600準拠
             :耐スチールウール性;♯0000、荷重1,000 g、20往復後の傷の有無

密着性比較

TM-1、2を添加することで密着性を大幅に向上できます。

組成 : トリプロピレングリコールジアクリレート/架橋剤/irg184= 80/20/2
硬化条件 : UV照射量;5000mj/cm2 、 窒素雰囲気下
基材 : 青;ガラス
試験方法 : JIS K6850準拠、せん断速度0.2mm/min

アクリル樹脂架橋剤・連鎖移動剤:TS-G

イソシアヌル酸誘導体とエポキシ樹脂の耐熱性と透明性

  • TS-Gを添加することで、酸素による反応阻害を抑制できます。
  • TS-Gを添加することで、耐熱性(高Tg)と耐湿性が向上します。
  • TS-Gを添加することで、硬化収縮を抑制できます。

硬化促進効果

TS-Gを添加することで酸素による反応阻害を抑制できます。

イソシアヌル酸誘導体とエポキシ樹脂の耐熱性と透明性

アクリレートモノマー : ビスフェノールA EO変性ジアクリレート
硬化剤 : IRGACURE 184 2 wt%
UV照射量 : 1,000 mJ/cm2
反応率 : IR測定にて二重結合の消失率より算出

耐湿性比較

TS-G添加系は、耐湿試験での接着性低下が見られません。

イソシアヌル酸誘導体とエポキシ樹脂の耐熱性と透明性

アクリレートモノマー : ビスフェノールA EO変性ジアクリレート
チオール : 各チオール 10 wt%
硬化剤 : IRGACURE 184 2 wt%
UV照射量 : 1,000 mJ/cm2
膜厚 : 6 μm
基材 : 易接着PET(コスモシャインA4300)

硬化物物性比較

TS-Gを添加することで耐熱性が向上し、硬化収縮を抑制できます。

イソシアヌル酸誘導体とエポキシ樹脂の耐熱性と透明性

アクリレート:ビスフェノールA EO変性ジアクリレート
チオール:TS-G 10 wt%
硬化剤:IRGACURE 184 2 wt%
UV照射量:1,000 mJ/cm2
カール性:膜厚50 μm、PET(ルミラー#50T60)50×50 mmフィルム4頂点の平均高さ

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