CAREER STEP

滋賀大学経済学部で学んだ後、地元に戻り四国化成に入社。営業に配属されて2年目、新型コロナウィルスの影響によりオフィス勤務からテレワークへシフト。顧客への訪問も制限され、モチベーションの維持に苦労した時期もあったが、ようやく自由に動けるようになり東日本各地を営業車で飛び回っている。

人のあたたかさに惹かれて入社。
困難があっても周りの人が助けてくれる。

Q. 四国化成に入社した理由と現在のお仕事について教えてください。

大学卒業後、関西で働きたいと就職活動をしていたのですが、両親に薦められて地元企業も受けました。四国化成に入社する大きな決め手となったのは、人です。面接をしてくださった方々が良い人たちばかりで、上っ面の質問ではなく、私自身の中身を知ろうとしてくださるのが伝わってきました。他の会社ではこんな面接はなく、あたたかい人ばかりだろうなと思い入社を決めました。その時の印象は今も変わりません。

Q. 入社後、実際に働いてみた上での感想を教えてください。

仕事は建材の営業職で、主に代理店や販売工務店への外回り営業を行っています。案件としては個人宅のエクステリア、学校や公共施設など多岐に渡ります。初めは商品を知ることで必死でした。先輩に同行して営業のことや製品について学び、入社9ヵ月目あたりから担当の代理店を持つようになりました。責任を感じるとともに、お金を稼ぐということは難しく、しんどいことだなと身に染みましたね。初めの頃は仕事で困っても質問しにくい時があったのですが、周りの人が何気なく助けてくれるんです。トラブルがあった時など、何も言わなくてもすぐに「何かあった？」と声をかけてくださいます。要領の得ない質問でも、皆さんひとつ聞いたら120％の答えが返ってきますし、成長につながることも言ってもらえる。実際に働いてみて、この会社は良い人ばかりだなと改めて思いました。

四国化成というブランド力を高めることが
営業としての私の使命。

Q. 仕事でのやりがい、苦労はどういうところにありますか？

建材の営業は、現場で打合せをして、施主様の要望に合わせて図面とともに製品を提案します。それが受注に繋がって施工が完了し、自分の仕事が目に見えた時にやりがいや達成感を感じますし、仕事へのモチベーションにもなっています。一方で、納期など工場や代理店との板挟みになることも多く、未だに私の力だけでは解決できないこともあると思い知らされます。それでも営業も4年目になりお客様との信頼関係も築けてきたので、何とか対処できるようなってきました。怒られることもいっぱいありますけど（笑）。 1年目のコロナ前は営業部の事務所で仕事をしていたので、隣にいる先輩にすぐわからないことや些細なことも聞けましたが、2年目からコロナ禍でテレワークになり、電話で聞かなければならなかったのもしんどかったですね。ちょうど営業担当が増えてきた頃にお客様への訪問も制限され、営業活動もままならい日々もありました。

Q. 今後の目標やチャレンジしたいことは何ですか。

もっと四国化成を知ってもらえるように営業活動をしていきたいと思っています。建材業界は有名な大手企業が多く、市場のすき間に当社がどう入り込んでいくかが課題。商品力はもちろんですが、この業界は人が重要なので、何回も足を運んで、まず私のことを知ってもらって、小さい商品から使ってもらい販路を広げていく。そういう地道なことをコツコツとやっていって、四国化成ブランドをさらに高めていくことが、今の私の使命だと思っています。

四国化成の「独創力」とは、
世の中にないものを生みだす企画開発力。

Q. 藤井さんが思う、四国化成の「独創力」とは？

四国化成には、アコーディオン門扉など世の中に先行して開発したエクステリア製品が数多くあり、発売後に他社が類似品を販売している状況があります。世の中にないものを生みだす企画開発力と鋭い着眼点が四国化成の強みですし、それが「独創力」だと思っています。　さらに、工場の柔軟な対応力も強みの一つです。お客様から「A社もB社も断られて、最後に四国化成に聞くんだけど、こういうことできる？」という相談を受けることがあります。そうした場合に「大丈夫です、当社ならできます」と言えるのは、やはり嬉しいですね。