社員紹介

INTERVIEWS

中村 久展HISANOBU NAKAMURA

四国化成工業株式会社

生産・技術本部 徳島工場
技術部 製造技術課長

2009年入社/大阪府出身

CAREER STEP

大学院で有機合成を学び、大阪の化学メーカーに就職。27歳、結婚を機に四国化成に転職。徳島工場製造技術課長として平均年齢30歳前半と若く活気とやる気にあふれる28名の部下を率いる。ワークライフバランスも大切にしており、土日祝はきちんと休みを取るようにしている。3人の子ども達の成長が一番の楽しみ。

化学の知識や経験を活かすことで
会社に貢献したいと思い転職。

Q. 四国化成に入社した理由やきっかけを教えてください。

前職は化学メーカーで生産革新のチームに所属し、ものづくりに携わっていました。結婚を機に、妻の実家がある徳島県か香川県で引続き化学の仕事をしたいと考え、四国化成に転職しました。四国化成を選んだ理由は、四国にありながら世界のトップシェアを持つ様々な化学品を生産しており、自身の知識や経験を活かすことで、会社に貢献できるのではないかと考えたからです。

Q. 入社後、実際に働いてみた上での感想を教えてください。

入社後は製造技術課に配属。研究開発が開発した製品のスケールを上げ、安定的に製造ラインに乗せていく為には「橋渡し」の役割が非常に重要になります。それを担うのが、我々製造技術の部署です。そのような職種があることを、配属されるまでは知りませんでした。四国化成は個人に与えられる業務範囲が広く、また裁量も大きいことから、非常にやりがいを感じています。

Q. 中村さんの現在のお仕事について教えてください。

現在は製造技術課長として、徳島工場で製造する化学品全般の技術対応、さらに新規機能材料製品を量産化する為のプラント運営を担っています。機能材料製品のプラント運営では、研究開発から新しい案件の立上げ依頼を受けると、まず実験室で合成し、その結果を反映してプラントでの製造手順を立案します。そして実際のプラントで試験生産を行います。手順や設備をブラッシュアップしながらより良い製造手順を追求して量産製法を確立していくことが我々の仕事となります。そうして、最適な製品をお客様に届けることが私たちの使命です。

製造ラインを企画し安定供給を実現する
製造技術はメーカーの「要」。

Q. 製造技術の仕事について、もう少し詳しく教えてください。

実験室で開発された製品は少量ですが、それを何十キログラム、何十トンにもしていく。しかも、実験室で作られたものと同じ品質で安全に安定に大量に生産する。それを実現するための製造ラインの企画を製造技術が担っています。他にも、原料調達、品質保証、顧客対応、法令対応、委託製造先のフォロー等、幅広い領域にわたって企画しています。それらの企画を最適化していくことで企業として一定の利益を確保できる製品に仕上げていくことに取組んでいます。その為、製造技術はメーカーの「要」であり、非常に重要な部署であると考えています。

Q. 製品を安定して量産するためには何が必要なのでしょう。

安定供給ができる体制は一朝一夕に構築されるわけではありません。組織全体で着実にPDCAを回し続け、改善する組織であることが必須です。当社の組織はそれを着実に実行できている点が強みであり安定生産につながっていると考えています。製造技術は選択の連続です。常に最善となる選択肢を選び続けなければならない。間違いない判断をし続けることはとても難しいのですが、その選択が上手くいった時は「あの選択は正しかったんだ」と達成感を感じます。

Q. 製造技術に必要な知識をどうやって身に着けたのですか。

化学に加えて化学工学の知識も必要になるため自分で勉強しました。あとは失敗する度に化学と化学工学の両面から、発生した事実の分析と解決策の立案を行い、がむしゃらに経験を積み重ねました。四国化成には、ゴールに向かう道は自分で決めて進んでいける、それぞれの個性や才能を伸ばす企業風土があります。前向きに仕事に取り組みたい人、実現したいものを持っている人は、必ず力を発揮できる職場だと思います。

全社員が下から突き上げていく
ボトムアップする力が「独創力」。

Q. 中村さんが日頃感じている、四国化成の「独創力」とは?

従来からの発想やルールにとらわれすぎず、自分がどうしたいか、自分の思いを常に発信し続けること。四国化成は、それを受けとめられる社風です。やはり、会社を良くしようと全社員が下から突き上げていく力が大事だと思うんです。それを、やり続けることで独創力に近づいていくのではないでしょうか。

Q. 仕事におけるやりがいや喜び、面白さを教えてください。

すべての要望に対応するためには計画や製造を含むすべてにおいて最適化し続ける必要があり、要望に応えられたときに喜びや達成感を感じます。管理職になってからは、チームの皆がベストなパフォーマンスを出す環境づくりを行い、そして全員で課題を解決できたときに喜びを感じるようになりました。

Q. 「自分の限界を超えた」と思ったことはありますか。

「毎日限界」ですよね(笑)。それは冗談ですが、限界と思いたくない自分がいますし、もっとできるはずだと思い日々行動しています。

Q. 最後に、学生の方々へメッセージをお願いします。

製造技術の仕事は、自己成長を望んでいる人にとって、かなりいい職場なのではないかと思います。仕事の醍醐味が詰まっていますし、様々な人と関わるので人間力も試されます。学生時代はいろいろな経験、失敗、成功をしてください。そのすべてが、この会社での仕事に役立ちます。ぜひ四国化成で自己実現してほしいと思います。

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様々なフィールドで
新たな可能性に挑戦する
四国化成の社員達を紹介します。

社員座談会

CROSS TALK

就職活動の会社の印象や、仕事のこと、
職場の雰囲気など
いろいろな想いを、
ホンネで語ってもらいました。