社員紹介

INTERVIEWS

松室 明渡AKITO MATSUMURO

四国化成工業株式会社

営業本部
有機化成品営業部 東京営業課

2020年入社/愛媛県出身

CAREER STEP

学生時代に水泳競技をしていたことから水泳(プール)に関係する仕事を、と宮崎大学卒業後に四国化成工業株式会社へ。東日本の営業担当としてプールの消毒を担う固形塩素「塩素化イソシアヌル酸」をメインに販売している。2023年は海外事業の営業も担当する。

「水泳=プールに関わる仕事」
がしたい。
その熱意が会社に届いた。

Q. 四国化成に入社した理由について教えてください。

理由は3つあります。1つ目は、大学で化学を専攻していたこと。自分は研究に打ち込むタイプではないので研究職へのこだわりはありませんでした。2つ目は中学から大学まで競泳をしており、将来何かしら水泳に関わりたいという思いがあったことです。そして、愛媛県出身なので地元・四国での就職を希望しました。

Q. 入社後、実際に働いてみていかがでしたか。

面接でも「プールに関わりたい」と言い続けたおかげで、プール水の殺菌・消毒剤となる塩素化イソシアヌル酸を扱う「有機化成品」の営業部に配属されました(笑)。先輩や上司に教わりながら、1年目から比較的大きな案件を担当させてもらっています。入社時は東京オリンピックの開催前で、某大型施設で「藻が繁殖して困っている」という依頼を担当しました。藻の処理と発生を抑えるための提案とテストを繰り返し、お客様との折衝も担当。1年がかりの長いプロジェクトで、やり遂げたときには大きな達成感がありました。それと同じくらい大きな責任や難しさも勉強しました。プロジェクト中は、上司や先輩が私の意見を尊重しつつバックアップしてくれるので安心感がありましたね。

高い技術開発力から生まれた製品を
きめ細かいサービスで提供できること。

Q. 松室さんが担当する「塩素化イソシアヌル酸」には、どのような特徴がありますか。

塩素の需要は、学校プールや温浴施設、排水処理場、浄化槽や洗剤など多岐に渡ります。当社のプール殺菌・消毒剤の「ネオクロール」は他の塩素剤と比べて、殺菌効果が持続しやすく塩素ガスの発生が少ないのが特徴です。お客様からは塩素臭がしにくいと好評をいただいています。また粉末なので運搬しやすく、扱いやすいというメリットもあります。化学を専攻していたので、薬剤の性能・品質など比較的スムーズに理解できる方かなと感じています。お客様にも説明しやすく、大学の経験が今生きているのを実感しています。

Q. 営業として、どんなときにやりがいを感じますか?

一からお客様に商品を提案し、実際に使ってもらって効果を感じていただいたときです。例えば、学校のプールは先生方が水質管理をされるので、塩素の投入は手間がかかります。そうした現場に塩素管理を自動化する機械の提案、導入後はメンテナンスからアフターフォローまで提供できるのが四国化成の強み。業務の手間が減ったと喜んでくださる先生方も多く、自分が提案した製品がお客様の役に立ったことを認識でき、営業って面白いなと感じます。

四国化成の「独創力」とは、
お客様からの要望にプラスαすること。

Q. 松室さんが思う、四国化成の「独創力」とは?

四国化成は「独創的なアイデアで“一歩先行く提案” 型企業へ」を長期ビジョンに掲げています。「独創力」とは、お客様からの要求に「+α」ができること、ではないでしょうか。課題やトラブルがあって当社に相談されるお客様も多いので、その時の困りごとを解決することにプラスして、1か月後、1年後、さらにその先を見据えた提案をし、それが達成された時に、四国化成の「独創力」が表れるのかなと思います。

Q. 四国化成における松室さんの「使命」とは何でしょう。

「独創力」に通じますが、数ヶ月・数年先を見越した提案をすることで、お客様と長くお付き合いをすることです。そうすれば当社の製品を採用してくれる期間が長くなります。今は丁寧な営業をして、一つ一つの案件を着実に実らせていきたいと考えています。また、営業は、自社の製品を伝える重要な手段でもあります。その製品が工場でどんな思いで作られているのか、その深みの部分まで伝えたい。製品の特徴や強みをより細かく把握して、お客様への提案の幅や選択肢を今まで以上に広げ、選ばれる企業にしていきたいと思っています。

Q. 最後に、「自分の限界を超えた」と思った経験を教えてください。

学生の頃は人と話すことが得意ではありませんでした。営業に配属されてから人とのコミュニケーションの大事さをすごく感じていて、「相手に伝える力」は過去の自分よりも成長していると思います。お客様の要求に応えたい、問題を解決したいという思いが重要であることにも気づかされました。これからは、国内だけでなく海外も担当していきます。まだスタートアップの段階ですが、SDGsの取り組みの1つとして、飲料水の殺菌など途上国での衛生面の改善に取り組む予定です。世界の目標の一端を担える事業ですから、今からとても楽しみです。
「水泳=プールの仕事を」と思って入社した四国化成ですが、塩素がプールだけではなく、世界の水の問題にも役立つことを知りました。日本で第一位、世界第三位のシェアを持つ企業として、今は大きな誇りを感じています。

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様々なフィールドで
新たな可能性に挑戦する
四国化成の社員達を紹介します。

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就職活動の会社の印象や、仕事のこと、
職場の雰囲気など
いろいろな想いを、
ホンネで語ってもらいました。