サステナビリティ
方針と目標
方針と目標
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レスポンシブル・ケア基本方針
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①理念
地球環境の保護に配慮し、自然との調和を図り社会に貢献する、心豊かな企業市民を目指します。 -
②基本方針
- 安全確保と温室効果ガス排出量削減、省資源・省エネルギー、環境汚染物質排出量削減、産業廃棄物削減等による環境保護は、企業の義務と考え行動する。
- 生物多様性にも配慮した環境保全及び設備災害の防止や自然災害対策に努め、働く人々の安全と健康を守る。
- 製品の全ライフサイクルにおける安全・環境への配慮に努め、リスクの軽減と継続的改善を図る。
- 活動内容及び成果を公表する。
- 国内外における法規制を順守し、より積極的な環境保護措置を講じる。
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レスポンシブル・ケア(Responsible Care=RC)とは
化学物質等を製造または取り扱う事業者が、製品の開発、製造、物流、使用、最終消費、廃棄、リサイクルの全ライフサイクルにわたって安全、環境、健康を守る自主管理活動のことです。
※当社はレスポンシブル・ケア委員会に加盟し活動を推進しています。
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2025年度 環境保全に関する重点目標
四国化成ホールディングス株式会社
サステナビリティ委員長
代表取締役社長 渡邊 充範目標項目 対象 目標値 取り組み方針 1 温室効果ガス(GHG)排出量の削減(CO2換算) 四国化成グループ Scope1,2
・2026年:2021年度比21%削減
・2031年:2021年度比42%削減
Scope3
基準年2022年度とし、目標値を設定する環境に関する規制の厳格化に伴い、SBT※認定の取得が当社顧客の間でも進んでおり、当社に対して同基準のCO2排出量削減目標の設定と排出量の報告を要求している。
従って、従来の国の方針に基づいた目標からSBT水準に則った目標を掲げて環境問題に積極的に取り組む。
※SBT(Science Based Targets):パリ協定を基準とする企業のCO2排出量削減目標であり、京都議定書の枠組みに代わる目標
目標レベル
・Scope1,2:少なくとも年4.2%削減
・Scope3:少なくとも年2.5%削減
▪Scope1,2
[生産事業所]
・新規/既存設備の省エネ対策強化
・省エネ設備の導入
・再生可能エネルギーの導入
・環境負荷の低いエネルギーへの転換
・脱炭素技術の情報収集
[開発]
・脱炭素技術開発及び新製品開発
[非生産事業所]
・オフィスの省エネ
・社有車の電動化
・脱炭素型の働き方への転換
▪Scope3
・削減見通しの持てる目標値を検討する
・サプライヤーエンゲージメントの向上
・担当部署によるデータ収集と算定2 水使用量の削減 化学品3工場 生産量原単位
・2025年:2020年度比3%削減
・2029年:2020年度比5%削減- ・設備の改善と効率向上
- ・再利用・リサイクルの促進
- ・省水型装置等の新技術の活用
3 使用電力の再生可能エネルギー比率の拡大 四国化成グループ ・2025年:10%以上
・2029年:30%以上- ・再生可能エネルギー設備の導入
- ・再生可能エネルギー電力の調達
- ・電力環境価値の調達
4 社外処理産業廃棄物の削減 四国化成グループ ・対前年度以下 - ・原材料や包装形態を見直し、3R活動に取り組む
- ・グループウェアの利用推進や文書の電子化の推進
5 安全・環境保全活動への参加と協力 四国化成グループ ・安全で安定した操業
・地域の環境保全活動に参加
・取引先と連携した環境保全活動を推進- ・設備の維持管理及び保安防災
- ・事業所近辺の地域活動に参加
- ・調達システムの運用
- ■対象
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- ・化学品3工場:四国化成工業 丸亀工場、四国化成工業 徳島工場、シコク硫炭
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ISO14001 活動状況
2002年度に丸亀工場、徳島工場(北島事業所)で環境保全に関する国際規格ISO14001の認証を取得し、従業員全員参加による環境保全活動を展開しています。ISO14001により策定された活動計画に則り、リスクアセスメントや教育、自己監査などを実施しています。